こんにちは!漫画家イラストレーターの荻野千佳(おぎの・ちか)です。
11月中~下旬から、(9月中旬に苗の定植をした)ハクサイの収穫期です。
(関東の場合)
9月。定植前のハクサイの苗↓
定植から10日後の様子
苗の定植時に、風で首が回らないように割りばしで補助します。
使用する割りばしは木製(×竹製)ですと、万が一、外し忘れても土に還るので安心です。
私は7株の「黄ごころ85,75」を定植しました。
中にはこんなことになってしまった苗も…
2023年は猛暑もあって害虫にかなり苦しむことになりました。特に育苗中や、幼苗が害虫被害に遭う…といった事が例年より多くありました。
9月に多い主な害虫は、
・ハイマダラノメイガ
・ヨトウムシ
・アオムシ
・カブラハバチ
・タバコガ
2023年秋植え、ハクサイで苦戦した害虫はコチラ。
生長点に蜘蛛の巣のような糸があります。この中にシンクイムシ「ハイマダラノメイガ」がいます。
ブロッコリーにいたハイマダラノメイガ↓
ハイマダラノメイガはハクサイの生長点を食べます。すると芽がわき芽としていくつかに分かれてしまう、もしくは株ごと食べられてしまう、といったことになります。
糸にくるまっている、葉で身をくるんでいるハイマダラノメイガは厄介です。薬剤を散布してもなかなか虫自体にかからないので、ピンセットでつまんで捕殺するのが一番効果的です。
蜘蛛の糸のようなものがある、葉がくるんと丸まっていたら要チェックですね。
外葉(がいよう)が20枚できれば結球葉が作られはじめます。ここまでくれば概ね安心です。
11月に「黄ごころ85」(「85」は種まきしてから収穫までの日数)を無事に収穫できました!
大きく育った「黄ごころ85」。
同じ農園参加者さんに「でかっ!」とお褒めのお言葉をいただきました。
まな板の上の黄ごころ85↓
もうひとつの黄ごころ85↓
黄ごころ75↓
サイズの違いが、ハクサイの下にある「水切り」でご想像いただけますでしょうか。
どちらもとてもよくでき、良かったです!
ハクサイの保存方法
保存する際に生長点をカットしておくことで保存期間を長くすることができます。
スーパーで買ってきたハクサイも同じですので、ぜひやってみてくださいね。